野鳥録音の大家 蒲谷先生

日本で初めて 野鳥の声の収録されたレコードが発売されて60年になります
その当時はまだ 78回転のSP盤が主流で 蓄音機で聞いていた時代になります。

蒲谷鶴彦先生が最初に録音されたのは、1951年 御岳山のコノハズクで その声は
1954年 日本初の野鳥のレコード 第2集でも聞けますし
蒲谷先生とM田様とで制作された「日本野鳥大鑑」で聞くことができます
あとイワヒバリの囀りも1954年発売されたレコードと同じ音源を「日本野鳥大鑑」で使われていました。
集音機とコノハズクとの距離は約30m位だったとか、どこかで読んだ記憶があります。
当時の録音機は半端なく重量があり、どうやってイワヒバリの居る場所まで運んだのか
教えていただきたかったです。
M田様から教えていただいたのですが、「野鳥の声」 のち「野鳥の歌」に収録された音源は
野鳥の会に手渡してしまったそうです
一番最初に録音されたコノハズクの声だけは音源を手元に残したようです
今でしたら、ファイルをコピーして簡単に手渡すことができますね。

1960年以降 ビクターから 中西悟堂 日本野鳥の会 監修で 発売された 「野鳥の歌」 を聞きますと
イワヒバリ・サンコウチョウ・ホオアカ・オオジシギ・コノハズクの声は同じ音源が使われてる事がわかりました。

私が小学4年の時に初めて手にしたのが、ジャケットにヒヨドリの写真 1969年発売「野鳥の歌」
でしたが、日本野鳥の会 収録と書かれており
つい最近まで蒲谷先生が録音された鳥が収録されていたとは知りませんでした
1960年に発売された「野鳥の声」と全く同じ音源でした
1960年に発売された「野鳥の歌」は 今でもAmazonでCDとして新品で購入する事ができます。

1960年には「野鳥の声」で収録した音源は使わず
新たに 収録・構成 蒲谷鶴彦・蒲谷芳比古  として
バックに初期の冨田勲 作曲の音楽の入った 「野鳥の調べ」と言う 10インチLPが発売されました
蒲谷先生にとっては初めてレコードラベルにご自身の名前の入ったレコードではなかったでしょうか。
A面はα波たっぷりの音楽と高原の鳥の声とB面は海辺の鳥になっています。

そして1964年に軽音楽をバックに高原の野鳥と、森の野鳥を収録した
「ステレオによる野鳥の音楽会」という10インチLPが発売されました
数年後 全く同じ収録内容で「高原と森の野鳥たち」といタイトルで発売されました
このLPで軽快で明るく鈴を振って囀るノジコの囀りがすごく好きです。

M田様の資料のサイトより 1950年代から1960年代の野鳥のレコードを集めるきっかけになったのですが
ネットオークションや古レコード屋で簡単に手に入るものから なかなか手に入らない物までありました。

野鳥レコード

1951年に初めて録音されてから、1953年には文化放送で「朝の小鳥」を放送開始をし
それから録音収録・構成の担当を約50年も続けたのですから 文化放送から 文化功労者として
授与しませんか? と これは私の案です。。

やはり 一番最初に録られたコノハズクの声は印象に残ります。
どこで この声が聞こえても 蒲谷先生が録音された音源と分る自信があります。
時代劇やCMの効果音で、蒲谷先生の録られた鳥の囀りが聞こえると
人のセリフを耳にすることなく、囀りの方へ耳が行ってしまいます。

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