「野鳥と共に」 中西悟堂(作・朗読)随筆レコード

スレッド:野鳥 // ジャンル:写真
日本で最初の野鳥のレコードが発売されてから2年後の1956年に
同じビクターレコードより、「野鳥と共に」と言う 中西悟堂先生の朗読入り
45回転のEPレコードが発売されました。
ジャケットの写真には 悟堂先生と電話の受話器に止まったオオコノハズクが写っています

悟堂先生 肉筆の短冊には、「鶴引いて 雁の啼き声 ?おりおり」 
鶴が渡っていく ちょうど今頃の季節を詠んだと思うのですが、これも読めないです。

中西悟堂

1955年頃の録音と思われますので 悟堂先生は60歳位かと思われます
A面とB面で 約14分の録音になっていますが A面 1分30秒 B面 1分30秒位にカットしました

A面 (アカハラ・クロツグミ・・・カッコウ・イカル・アオジ・ビンズイ・ホトトギス)





B面(ホオアカ・ウグイス・オオジシギ・・・ノビタキ・コヨシキリ・ヨタカ)






悟堂

ここに「野鳥と共に」に出てくる野鳥の声は全て、SP盤に収められた蒲谷鶴彦先生の録音した音源です だと思われます。

悟堂

この録音からも聞こえます 60年位前に録音されたホオアカやオオジシギ カッコウ・キビタキ・サンコウチョウなどの声は
全て今現在発売されているCDにも使われ、ビクターエンタテインメントより発売されています
http://www.7netshopping.jp/cd/detail/-/accd/1300179579/subno/1
試聴でホオアカとオオジシギの声を この録音と比較されると おわかりになると思います。

SP盤 「野鳥の声」 第2集と第3集が欲しいのですが、なかなか手に入りません。

人気ブログランキング
↑今日も1回 ポチッ♪


↑ポチッとね♪
 » カテゴリー:レコード » コメント:8 » トラックバック:0  » 編集 |

COMMENT

NAME
SUBJECT
MAIL
URL
PASSWORD
COMMENT
SECRET ※非公開コメントにしたい場合はBOXにチェックをして下さい ⇒ 
(SUBMIT:送信)

No Subject 

kochan様
 またまた珍品のレコードの入手おめでとうございます。タイトルは、悟堂さんの実績などの上げられていましたが、実物を拝見したのは初めてです。
 悟堂さんのナレーションは、良いですね。ご自身でシナリオを書かれたものと思いますが、さすが適切な表現だと思います。
 音源は、蒲谷鶴彦さんのものと思われますが、パンフレットには音源のことは書かれておりますか?
 » 2012.03.05(Mon)16:09 | URL » 投稿者:まつ » 編集 

こんばんは~☆ 

悟堂先生のナレーション付きレコード良いですね。
ウグイスの鳴き声が3パターンに分かれているの初めて知りました^^;
とても良いものを聴かせていただきました。。
14分通しで聴いてみたくなります。。
ご紹介頂いたCD盤を入手したいと思っています^^
 » 2012.03.05(Mon)18:35 | URL » 投稿者:ぴよこ » 編集 

No Subject 

ミ☆・・まつ様・・☆彡

 以前の持ち主が聞かれてなかったのか、盤もジャケットも綺麗でした
悟堂先生のナレーションは、とてもわかりやすい解説になっています
パンフレットには、音源の事には全く触れていません 朗読された内容を
そのまま文にして書かれています。
 » 2012.03.05(Mon)22:24 | URL » 投稿者:kochan » 編集 

こんばんは 

ミ☆・・ぴよこ様・・☆彡

どうもお久しぶりです、ちょっと冬眠してましたが
そろそろ冬眠から目覚めようかと思っています。
レコード14分全部お聞かせしたいのですが、著〇権というのがありますので
これくらいが限度かなと思っています (~_~;)

あのCD盤は 私が9~10歳の時に一番最初に購入した野鳥のレコードと
内容が全く同じものです。
野鳥の会収録となっていますが、日本で一番鳥をを聞いた男と言われてます
蒲谷鶴彦先生の60年位前の録音です (~o~)
 » 2012.03.05(Mon)22:49 | URL » 投稿者:kochan » 編集 

No Subject 

とうことは、野鳥の音源は蒲谷先生の可能性が高いですね。
 それから、短冊の文字ですが、私は「鶴引いて雀の声孤りおり」と読めますが、いかがでしょうか。雁は、まだれでなく少にように見え、ひとりおりで、孤独の孤に見えます。私も不案内な世界なので、間違っているかもしれませんが・・・
 » 2012.03.06(Tue)08:46 | URL » 投稿者:まつ » 編集 

No Subject 

ミ☆・・まつ様・・☆彡

 ビクターで使ってる野鳥の会監修の 野鳥の声レコード・CDは
同じ音源を使ってるみたいですね。 蒲谷先生が初期の頃に
録音した音源ではないのでしょうか。

俳句の解読ありがとうございます、草書体で雀を書くと
確かに同じように見えました。 孤のほうは難しいですが
意味が繋がりますね。

「鶴引いて 雀の啼き声 孤りおり」
鶴が渡り去り そこで雀が一羽鳴いている情景なのでしょうかね。

 » 2012.03.06(Tue)20:42 | URL » 投稿者:kochan » 編集 

No Subject 

お久しぶりです。
貴重な物を拝聴させて頂きました。
年代を感じさせない綺麗な録音ですね。
 » 2012.03.09(Fri)23:46 | URL » 投稿者:ishida » 編集 

No Subject 

ミ☆・・shida様・・☆彡

こんばんは、どうもお久しぶりです。
そろそろ鳥の写真を出したいところなのですが
最近行動が鈍っております。

このレコードは、中古レコードを扱ってる店で見つけました
盤に傷が無く、状態が良いものでしたので56年前と
同じ状態で聞けたと思います。

 » 2012.03.10(Sat)20:46 | URL » 投稿者:kochan » 編集 

TRACKBACK

「野鳥と共に」 中西悟堂(作・朗読)随筆レコード のトラックバックアドレス
http://katyotyaya.blog18.fc2.com/tb.php/1672-6639750f
 ⇒ この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)