あなたは、オオアカハラですか?

スレッド:野鳥の写真 // ジャンル:写真
今回はお友達が、オオアカハラでしょうか?と言う疑問を下さったので取り上げてみました。

私が名前を知ったのは10年ほど前なので、どうも馴染みの薄い名前でございます。

オオアカハラの生態、特徴を調べると 「夏季に千島列島で繁殖し、冬季になると日本へ南下し越冬する。
上面が濃い緑褐色の羽毛で覆われ、頭部や喉の黒みが強い。嘴は太くて長い。」

かなり狭い範囲での繁殖ですね、これがすごく疑問に思っていました

各サイトのオオアカハラとして取り上げている写真をお借りして、富士山麓で繁殖している
アカハラと頭の大きさを同じにして、重ね合わせて嘴の大きさを比較すると、ほとんどが同じ大きさでした。^_^;

冬は羽を膨らませるので、夏に見る同じ鳥より少し大きく見えるかと思います。

過去にアカハラとして撮影した雄の個体を、月日順に並べて見ます
場所が違うので、全て違う個体です。

1枚目と2枚目の写真くらい顔が黒いと、何処のサイトでもオオアカハラとして取り上げられているようです

2006年11月25日 横浜上郷にて

アカハラ

2007年1月3日 横浜舞岡にて

アカハラ

2010年3月28日 茨城稲敷にて

アカハラ

2008年4月20日 富士山麓にて

アカハラ

2005年4月24日 富士山にて

アカハラ

2006年4月30日 富士山麓にて

アカハラ

冬に見られるアカハラの雄の顔は 顔、喉が黒い個体のほうが多いです~。。

そしてこんな疑問が・・

千島列島で繁殖したオオアカハラは、千島列島より遥か~に広い日本全国各地で
多数みれるのだろうか? 
本州、北海道で繁殖し 漂鳥とされているアカハラは、冬は何処へ行ってしまうのだろうか?
5月以降、冬に出会う 顔や喉の黒い個体は、富士山には居ない。

そこで、顔と喉の色が濃い、冬に見られる個体は
アカハラの冬羽かなと考えた事もありました。
例として、モズの場合 6~8月に見られるモズの夏羽は、秋に換羽した冬羽に比べると
羽縁の磨耗や擦れにより色がグレーかかり、よくチゴモズと誤認されるほどです。

羽縁が摺れて ノビタキの頭や、アトリのように夏羽のほうが色が濃くなる種類の方が多い中で
オオヨシキリ、コヨシキリ、セッカなども 夏に比べると冬羽のほうが
若干色が濃いようです。

アカハラの場合は、どうでしょうか?

富士山繁殖個体 アカハラ雄のアップですが

アカハラ

顔の部分の羽は、茶褐色の羽の下に黒い羽は見えますが、黒い羽縁は見えないので
ノビタキ、アトリの逆パターン
冬に黒い顔が、夏になると羽縁が摺れて褐色になるという 冬羽説の可能性は自分で打ち消しました (^^ゞ

顔や喉が黒い個体は千島列島だけでなく、サハリン・カムチャッカや
大陸の方で繁殖した個体が多数渡ってくる可能性があるのではないでしょうか
これほど多くの黒顔のアカハラが 千島列島北部・中部だけから入ってくるのは おかしいなと思うのは
私だけでしょうか?

未だ決め手が無いので顔や頭・喉が真っ黒でもアカコッコで無ければアカハラで
通します~ (。・w・。)ゝ

ご意見 ご教示、よろしくお願いします~。m(__)m

2月24日更新
私が所有している昭和8年発行の黒田図鑑には、あかはらの解説の中に
千島には「おほあかはら」を産す。 と 鳥の絵はありませんでしたが
解説文だけはありました。若しかしたら清棲図鑑にも書かれているかもしれませんね。
暫らく開いていませんでしたが、気になったので見てみました。(^^ゞ

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